時空間のしっぽ
A Tail of Spacetime
20世紀初頭、ヘルマン・ミンコフスキーによって生み出された時空間の概念。光円錐の図が表すように、私達は常に光の速度で未来へ広がる可能性の地平を見つめ現地点に存在している。
「時空間のしっぽ」に触れると、体験者は時空間においてどのように現在地点へ到達したのか、その軌跡を見ることができる。映像の中で過去の自分が同じ空間に存在するかのように感じられる体験は、未来の自分とのインタラクションへの想像をかき立ててくれる。
2012年、第五回アジア美術トリエンナーレに出展したアート作品。ブラジルのメディア芸術祭「FILE」、アルゼンチンのメディア芸術祭「404 Festival」等に出展。
Project Title
時空間のしっぽ
A Tail of Spacetime
Category
Release Year
2018.4
Credit